2021年12月19日
八王子市大谷町のライオンのドアノッカーがついた古い玄関ドアを取替え
こんにちは、店長のKENJIです。
本日ご紹介するのは先週工事してきました八王子市大谷町での玄関ドアリフォーム事例です。こちらのお宅の玄関は施工前ランマ付片袖FIXという枠タイプでした。その袖部分(ドアの横のガラス部分)には少し見た目が昔っぽいポストの投函口と縦格子が入っており、今では見られない「石目ガラス」という凹凸が大きなガラスで構成されていました。現地調査に伺いお話を伺うと、今回取替を検討している理由は
①玄関ドア自体の建付けが悪くなって枠にすってしまっている
②見た目が古くなってきてしまった
③袖のガラスも割れているし鍵も調子悪い
の3点でした。
パット見ると少し古っぽい印象の玄関ドア。
こちらが施工前の全体写真。確かにぱっと見るとどこかレトロで昔っぽい印象になっています。おそらくその理由としてはドアの柄(木目のプリント)、ドアの表面についたライオン柄のドアノッカー、また袖に目を移すと白い斑点が出てしまっている腐食した縦格子、ポストを投函するための口など様々なポイントがあげられると思います。
そしてこれが石目ガラスです。凹凸が大きく、かなり昔の窓やドアにはよく使われていたのですが、現在は一般流通していないものになります。
長年家族の毎日の生活を支えてくれた玄関ドア。あちこちに不調が。
そして袖硝子をよく見るとヒビが入っているのが見えました。どうやら最近割れたわけではなくしばらく放置していたとのこと。
そしてこちらにドアの下が枠に擦っている証拠が写っています。写真右側の枠下端に擦っている傷跡がしっかりと出ています。
鍵も実は調子が悪くていつ壊れるともわからない状態だったようです。
こちらの写真は袖格子ですが、白く色が変色し始めていてところどころ白い斑点が出ています。これは「白さび」と呼ばれるもので、アルミサッシを腐食から守っている酸化アルミニウムで出来ている表面の膜が長年風雨にさらされて、水和酸化物というものに変化してしまうのが原因なんです。こまめにお掃除、と言っても玄関ドアをそんなにちょくちょく掃除するのはなかなかしませんね。アルミは腐食しにくい金属ではなるのですが、長い年月には勝てないんです。
今こそ新しいドアに生まれ変わらせるとき。
現地調査に伺ってしばらくしてから、電話にてお客様より正式に発注をいただきました。いろいろ検討した結果、やはりもう玄関ドアを全体的に変える時だろうという結論になったとのことです。
見た目の理由と機能的な理由。そしてかかる日数(1日です)と費用(今回は¥195000円のYKKAP目玉商品)を天秤にかけたところ、その価値がある!というお客様の判断でした。
ということで数日前に工事をしてきました。
いかがでしょうか。この劇的な変化!そして今回の特筆ポイントは枠の色が白と黒と2色になっているということ。お客様のこだわりでどうしてもアクセントをつけたいという事で外額縁とよばれる既存枠を隠す為のカバー材のみ、ブラック色にしてアクセントをつけました。ユニークですね。またゴールドのハンドルも非常にポイントとなっていると思います。
実は本来白のカバー材を黒に変えた今回の追加費用は¥0円なんです!というのは部材としては同じ値段でやる工事も同じだからなんです。こういったお客様のこだわりにもとことん柔軟に対応していきますので、是非ご相談ください。
今日もお仕事をさせていただきありがとうございました。
KENJ
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