2021年12月21日
新座市石神でピポットヒンジの重厚な玄関ドアをカジュアルな板張りドアに
こんにちは、店長のKENJIです。本日新座市石神で工事しました玄関ドア交換の事例をご紹介します。
現地調査に伺った時の様子ですが、一見するとまだそこまで見た目も悪くなっていないし、扉の開け閉めも悪くなっている感じはありませんでした。最近の弊社の調査で分かってきたことですが、玄関ドアを交換する方の大半は必要に迫られて交換しなくてはいけない、というよりは機能性のアップや外見のおしゃれ感をアップしたいのでという理由からなんです。
今回のお客様もTOSTEMというメーカー(今はLIXILという名前になってます)の、重厚で当時としてはかなり高いグレードの玄関ドアをお使いでした。ほとんどの玄関ドアは「丁番」とよばれる金物で扉と枠を固定しています、がこちらのもともとついていたドアは「ピポットヒンジ」とよばれるタイプのドアでした。
ピポットヒンジの玄関ドアでもカバー工法は可能
よく当サイトを見た方からご質問いただくのは、丁番タイプのドアでなくてもカバー工法で工事が可能なのかどうかという点です。結論を言ってしまうと可能です。やる工事の内容としては多少既存ドアの解体が大変になる程度で、そこまで大きな変更を余儀なくされることはありません。
こちらが現場の親子ドアの親扉側についていたピポットヒンジ部品です。ドア表面から外側に向かって軸回転する起点となる部分になります。丁番よりも絶対数は少ないタイプで、昔より今の方が数が減った印象がありますね。
ピポットヒンジの特徴として、ドアの全体重をこの出っ張った部分でささえるので、負荷が一転に集中してしまうということがあります。なので結構この部品が壊れた、というご相談はいただきます。また素材が鉄であることが多く、
水が溜まりやすいドアの下端は水気が多いので、結構部品がさび付いてしまうのです。
外灯は玄関ドアリフォームする時に邪魔になってしまうので撤去していただくことに。
こちらは子扉側の上部についているピポット部品。まだ目立った損傷や劣化はありません。こちらの写真は後でポイントとなりますが、外灯がかなり枠の直前まで迫ってきてしまっているので納まりを気にしなくてはいけません。
今回はランマ付のドアをランマ無しでドアを上まで背を高くしたいという、他のご要望もあったため、この外灯がどうしても子扉を開いた時にぶつかってしまうという点をお客様にご説明したところ、やはりそれではだめなので、外灯を撤去するということになりました。
ドアの状態としてはまだまだ使えそうではありますが、玄関ドアを変える理由は先にも述べたとおりで、何しろ外観をオシャレにガラッと変えるのが目標です。
玄関ドアのパーツはどれをとっても男前なびしっとしたブラック。ドアクローザーまで真っ黒です。
全体的に重厚感のある色とデザインをカジュアルにしたい。
ということでお客様のご希望は、現在重厚感があるブラックでびしっとした印象を変えたいということでした。確かにデザインもどちらかと言えばがっちりとして、重そうなどこか堅苦しい印象のある全体像でした。
これを板張り調で砕けたイメージの木目色になっているオシャレなものに変えよう!ということでYKKAP社のマキアートパインという人気の色をご選択いただきました。また鍵は便利なポケットキーと、ハンドルは見た目が抜群にかっこいい洋風カーブタイプをご採用いただき、発注となりました。ご選択いただいた内容はどれもカジュアルで今時な流行りの玄関ドアによくみられる要素です。特に板張りデザインは最近新築で建てられている家なんかでも本当によく見ます。
ということで我らがリーダー、今野隊長が新座まで行って工事した結果がこちら。
外灯も無くなって、玄関周りがすっきりしましたね。またいままで黒のモノトーンな感じの色だったので、少し玄関周りが寂しい感じでしたが、色がマキアートパインの明るい木目色になったので、相当印象が変わりました!そしてやはり板張り調の玄関ドアは汎用性があって結構どんな外壁でも合います。個人的には洋風カーブハンドルの見た目のおしゃれ感にも注目してもらいたいですw
ということで状況に応じて臨機応変に、をモットーにいろいろなアドバイスをしていきたいと思います。今回は外灯が当たるという点がポイントだったと思います。
今日もお仕事をさせていただきありがとうございました。
KENJI
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