2021年12月12日
川崎市中原区 外階段登って二階にある玄関ドアでも交換可能です
こんにちは、店長のKENJIです。先週の土曜日に施工してきました川崎市中原区からの施工事例です。こちらのお宅は外階段を上がっていった2階が玄関になっております。都内や住宅密集地だと結構見かける2階玄関です。
今回はドアが壊れているわけではありませんでしたが、見た目が古い感じになってきた玄関周りを新しくして気分を変えたかったとのことです。
外についている階段を登るとそこには玄関ドアが。
こちらが玄関へ続く外階段です。十数段ありますが、登り切ったその先に玄関ドアが見えております。
そしてこちらが最初の状態。光沢がありまだまだ綺麗な状態に見えます。
スチール製の枠にアルミ製の玄関ドア本体が組み合わさったタイプ。枠は鉄製なので数年に一度は塗装が必要です。
こちらの写真、よく見ると塗装が少し剥げてきていました。
ドアを交換するにあたって2階玄関ならではの問題が。
今回現地調査した結果、交換に際して大きな問題がありました。それは扉を開いた時に、階段の踊り場の壁とドア本体の距離がとても近かったことです。
交換する前でこの距離感です。結構ギリギリに見えますよね。実は今主流になっている玄関ドアのカバー工法で工事をする場合、古い枠より新しい枠が少し外に出てくる形で付きます。ということは理論的に全く同じ幅のドア本体を付けた場合、ドアを前回にした時の枠からの距離も少し外に出るという事です・・・少し分かりづらい説明ですいませんが、要はこの写真の例で言えば、同じ幅でドアを作るとさらに外壁までの距離が近くなってしまうということです。
新しいドアの幅を微調整することによって対処
実は今回元々の枠は片袖FIXというメインの扉の横にある細い部分が開かないガラスになっているタイプの枠でした。
今回お客様のご要望でその片袖をやめてメインの扉の横も開くようにできる”親子ドア”というタイプで交換となりました。
片袖FIX、親子ドア、どちらのタイプでもできる技なのですが、メインの玄関ドア本体の幅をある程度自由にできるんです。
例えば今現在80cmのドアに40cm幅の袖ガラスがついていたとします。交換後の新しいドアは幅を広くして有効開口を広げたい!という場合はドア幅を85cmにして残りを袖硝子にする、ということもできます。
ということで今回はこれ以上外壁に近くなってしまうと当たってしまう可能性があったのでドア自体の幅を必要最低限、元々のドアより小さくすることによってこの外壁との距離を保つことにしました。
そしていよいよ取替工事。階段昇り降りを繰り返しての作業。
ここからは工事当日のお話です。2名で工事に伺いましたが、まず2階玄関の大変なところはなによりも階段の昇り降りですよね。当然工事中は何度も1階と2階を行き来しますのでこれが足に効いてきます💦
それから今回は鉄骨の枠だった為、新しい枠を取り付けるビスを止める前段階として、下穴を開けていくのですが、アルミ製の枠より硬くて作業は難航しました。
見るからに固そうな枠ですよね(笑) こちらのお宅は木製住宅ではない為、硝子は網入り、枠は鉄製となっていたのだと思います。玄関ドア専科でも年間何百件と工事するなかでスチール枠はよく工事しておりますので慣れていますが、やはり硬いので作業は少し大変でした。ただ鉄骨でもなんでも対応できる経験がたっぷりとありますので問題ありません。
そしてついに完成です。親子ドアになって、そしてランマも無くなりドアが高くなりました。玄関ドアの重厚感や存在感がかなりアップしましたね。外階段で2階だと工事する労力がかなり増すことから、追加料金を取る業者もいるようです。ただ玄関ドア専科では追加料金無しでばっちり工事いたしますのでご安心を。本日もお仕事をさせていただきありがとうございました。
KENJI
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