2018年1月22日
バックチェック機構ってなに?
リフォーム玄関ドアを選ぶ時、デザインや色以外で気にした方がいい点をご紹介!
こんにちは。玄関ドア専科のKENJIです。
今日はドアクローザーの機能の一つ、バックチェック機構についてご説明します。
玄関ドアを交換リフォームを考えられている方も、この機構が必要かどうかを一度ご検討いただいた方がいいかもしれません。
そもそもドアクローザーって何?
そもそもドアクローザーとは、玄関ドアの室内側の上の方についている金属の箱状の部品のことです。
ドアクローザー以外にもドアチェック、ドアクローザ、クローザーとも呼ばれます。
機能がいくつかあるのですがその主な役割としては、ドアを自動で閉める機能とその閉まる際のスピードの調整機能です。
玄関ドア用の物だとスピード調整は、ドアが開いている角度で2段階もしくは3段階それぞれ違うスピードに調整可能なものが多いです。
構成部品としてはドア本体についている箱状の部品と、アームと呼ばれる棒状の部分とブラケットという枠側につくベースの部分から構成されています。
形は様々ありますが、上記のような見た目のものがよく使われています。
箱の中の油圧式の仕組みによって、スピード調整およびドアを閉める機能が働いています。
なのでドアが閉まっていく方向に油圧が効くようになっています。
バックチェック機構の働きとは?
それではバックチェック機構とは何なのでしょうか。
通常のドアクローザーはドアが勢いよく閉まるのを防ぐための機能しかありませんが
このバックチェック機構のついているドアクローザーはドアが勢いよく開くことも防いでくれます!!
この図のように開き角度70~85°で油圧が働くようになっています。
突風などが吹いたときドアが風にあおられ壁にぶつかり破損してしまったり、人に当たってけがを
してしまったりすることを防止するための機能なんです。
ただデメリットとしては通常のドアクローザーよりも、開く際にドアが重く感じられます。
しかし開く際のコツをつかんでゆっくりと開くようにすれば、スムーズに開けるようになります。
玄関ドアリフォームでもバックチェック機構はつけられる?
はい、つけられます!
YKKAP社のドアリモであれば以下の商品です。
RYOBI製の品物になります。
YKKAPのドアリモではドアクローザーのバックチェック機構は標準でついています。
そしてドアを開きっぱなしにできる角度が自由に決められる「フリーストップ」タイプと
角度があらかじめ85°と129°と2か所決まっている「2ストップ」タイプとあります。
このタイプではそれ以外の角度でストップできるようには調整ができませんので、この点は事前にご了承ください。
ストップ種類によって金額は変わりません、ちなみに標準では2ストップタイプが選択されています。
LIXILのリシェントの場合は標準でバックチェック機構無しで2ストップタイプがついてきます。
ただ選択式でバックチェック有り、ストップ種類を選べます。
※2022年9月現在の情報
バックチェック機構がついたものは定価で5000円高くなっていますね。
結局バックチェック機構はついていた方がいい?
ドアのあおられ防止のためこのバックチェック機構が標準になりつつあります。
ただ油圧が効いているということは、開くときにドアが多少重く感じるというのも一理あります。
多くの人はそこまで感じないかもしれませんが、お年寄りや小さなお子様など力が弱い方には
ドアを開く際に少し抵抗を感じる可能性はあります。
いずれにせよ万が一の時の機能なので、ついていたほうがいいとは思います。
他にご不明点あれば個別にお問い合わせくださいね。
KENJI
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