2019年4月21日
「カバー工法」
新築住宅着工戸数はかつて年間140万戸だったものが、前年は94万戸と減少しています。
。今後も少子高齢化や、その他の要因で減少することが予想されます。
かたやストック住宅数は6000万戸あります。
そのストック住宅をより快適に住まうためのリフォーム需要は今後も増加するものと思います。
そうした状況の中、建材メーカーもリフォーム関連商品の開発に注力しているのが現状です。
我々の関連している部分で言えば、窓、玄関ドア共に簡便な方法で新しい玄関ドアや新しい窓に取り換えられる商品ということになります。
そして、その方法は、いわゆるカバー工法と呼ばれるもので、既存の枠に新しいドア枠、窓枠をかぶせる工法です。
このカバー工法でリフォームすれば短時間に、安価に素敵な玄関ドアや素敵な窓に取り換え可能です。
まともに考えると、玄関ドアを取り換えようとするのには、既存のドア枠を撤去して、新規ドア枠を取り付けることになるのですが、この方法だと内外の壁が壊れてしまい、
その補修に多くの時間と経費が掛かります。
それを考えるとカバー工法は画期的な工法だと言えますね。
膨大な潜在需要が見込める住宅リフォーム市場にあって、今後ますますカバー工法の需要は伸び続けることでしょう。
長嶌正美