2019年4月24日
「スチールドア、鉄扉」
本日の工事は富里市のスチールドア取り付け工事です。
スチールドアとは、鉄製のドアの総称です。鉄扉とも言います。
このドアはすべたオーダーサイズで、板を曲げたりして制作します。
鉄ですので重いドア、錆びるドアが特徴なのですが、なぜ重くて錆びやすいものを使うかと言いますと、防火設備としての機能を求められるからです。
木製、アルミ製は火災時に燃えたり崩れたりしてしまうからです。
取り付けはほとんどの場合溶接して取り付けます。
水平、垂直などをきちんと出して取り付けるのですが、溶接時に火花が飛びますので、床にクッションフロアーなどが仕上がっている場合床を焦がす心配があります。
一般の住宅で使用することはありません。
今日の現場はスーパー銭湯の現場でして、今までにスチールドアを20本ほど取り付けています。
取り付け時は錆止め塗装をして余すので、取り付け後は仕上げ塗装を施さなくてはなりません。
私が仕事を始めた当時は、窓も鉄製のものが工場等の現場でずいぶん使われていました。
君津市に新日鉄が進出してきた当時は、新日鉄の窓はすべて鉄製でした。
もっとも当時の八幡製鉄は鉄材のメーカーですし、関連会社で八幡エコンと言う窓メーカーもありました。
今では鉄製の窓を使うことはほぼなくなりましたが。
長嶌正美