2018年9月1日
「ネコのお話」
ディリ―・メルマガ 「おけらのたわごと」 2018/9/1 NO73
「ネコのおはなし」
我が家でなくわが社にネコが2匹おりまして、黒と白と言うお名前が付いています。
「名は体を表す」の言葉通り体の色は、一匹が白色のメスでもう一匹が黒のオス。
そもそも何故わが社にネコがいるのかと言うと、生まれて間もなく捨てられたのを、心優しき私が、わが社の一員として認めることにしたからです。
「犬は人に付き、ネコは家に付く」と言いますが全くその通りで、当ネコたちは会社をマイホームと心得ているようで、外出しても必ず帰社するのであります。
この2匹が入社する以前にも虎柄の捨て猫を飼っていたのですが、惜しくも早世したのです。
その折には心優しきわが夫婦は目を真っ赤にして嘆き悲しんだのです。
それにしてもこのネコたちは拾われて優遇されていることをどう思っているのかしらん。
用があって呼んでも馬耳東風のオモムキで一向にこちらの要望に応えず、反面、空腹時には猫なで声で体を摺り寄せて「エサをよこせ」と要求なさる。
エサは朝晩欠かさず与えているのだが、そもそも自分の食い扶持は自分で確保しなくてはならないと言う自覚が全く見られないのは、コネとしての堕落以外の何物でもないとは思わないのだろうか。
その上、日がな一日を何するのでもなく怠惰に送っている姿を見ると「少しは考えろ」と言いたくなる。
彼らは一体何を考えて生きているのだろうかと推測するに、「我々だってやることが無くて退屈で仕方ないのだ。それ故に時々トカゲをくわえてきたり、スズメを襲撃したりして憂さ晴らしをしているんにゃ」と言うところかなあ。
ところで我ら人間とこれらのネコを比較してみるとまず大きな違いは進化する意欲があるかないかではないだろうか。
ネコは毎日ぐうたらして日々を無為にすごして何とも思わないが、人間は今日よりも明日の進化を目指すと言う習性を備えている。
その習性のおかげで現代人は先人のおかげで快適で文化的な暮らしを送っていられるのであります。
過去のあまたの先人に心から感謝申し上げなくてはならないのであります。
と言うことで、わが社のネコどもの写真を掲載しますのでとくとご覧くださりませ。