2017年3月27日
「春はあけぼの」
「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」
清少納言のあの「枕草子」の一節です。
日本は季節の移ろいがはっきりしていますから、春夏秋冬の自然の見せる素晴らしさは、世界広しといえども比類がないのではないかと思います。
以前から考えていたのですが、その民族が居住している場所の気候風土が、その民族の特性、気質、文化、習性、思考傾向、などなどその民族特有のものをはぐくむのだと、
心底思います。
現在の日本は、われわれが子供ころと違って、非常に豊かになりました。
これは先人の努力のたまものだと思いますが、
それと同時に、この恵まれた地理的な自然現象をも考慮すれば、なんと恵まれた国に生まれてありがたい限りだと思わないわけにはいきません。
そのことに気が付いて感謝と報いの気持ちを持たなければ罰が当たるというものです。
ジャパン アズ ナンバーワン
長島正美