2022年9月19日
玄関ドアをカバー工法で交換すると下枠に段差ができてしまう?
玄関ドアをカバー工法で交換する場合、どのくらい段差ができる?解消方法は?
こんにちは、玄関ドア専科店長のKENJIです。
毎年たくさんの玄関ドア交換工事をお申込みいただきますが、弊社が行っている工事の方法、カバー工法では避けて通れない議題がいくつかあります。
特に大きな議題としてよくあげられるのは下枠の段差問題です。
カバー工法のやり方
そもそも玄関ドアリフォームのカバー工法ってどういうものなのでしょうか。
端的に言うと新しいドア枠を古いドア枠の上から「カバー」してしまうという工事方法です。
詳しい施工の流れは当サイトの「工事について」をご覧ください。
既存のドア枠の大外部分だけ残して、その内側に一回り小さいドア枠をすっぽりと入れます。
そして今の枠の見えてしまっている部分は、新しい枠と同じ色の部材で上からくるむようにカバーします。
カバー工法以外の玄関ドア交換方法としては、壁カット工法が考えられます。
既存枠を取り外したうえで新しい枠を取り付けるやり方ですが、労力と費用が断然多くなります。
またこの工法では対応できないケースも多くありますので、万能とは言えません。
ということで近年の玄関ドア交換工事は、短時間・低コストで汎用性のある「カバー工法」が主流となっています。
カバー工法でできる下枠段差
ただカバー工法は全てがパーフェクトな工法というわけではなく、やはりデメリットも存在します。
その一つが下枠の段差です。
通常玄関ドアは外部に接しているものなので、水が外から部屋側に入り込まないよう、
ほぼほぼ部屋側が高く、室外側が低く段差がついています。
このような感じでよくある玄関ドアでは15~30mmほど内側と外側で高さが違います。
カバー工法ではもともとの下枠の上に新しいドア枠を乗せているわけですので、当然その分下枠が上に上がります。
ちなみに新しい下枠はおよそ2cmの厚みがあります。
仮に既存の内外の段差が15mmだとすると、2cmの枠を乗せると室内の床より新しい下枠の上場は5mm高くなります。
大した段差ではありませんが、家の中から外に出るときにその段差に躓いてしまうこともあり得ます。
バリアフリー化したい家ではこの段差問題は小さくはありません。
ではどうやってこのカバー工法のデメリットを解消できるのでしょうか。
段差緩和材(ゴム・通常納まり用)
玄関ドア専科ではこの段差を緩和するために、工事の際にはゴム製の材料を常備しております。
どういったものかというと、以下のように横から見ると不当辺三角形のような形をしているものです。
段差の大きさに合わせて大と小があります。
たいていの段差は小の方で十分です。
また段差の大きさに合わせて柔軟に対応できるよう、ゴムが割けるようになっています。
これで細かい高さ調整が可能なのです。
よりイメージを持っていただけるよう、横から見たゴムの納まり図をご覧ください。
これをするだけでつまづくリスクはなくなります。
また強力な接着剤で固定しますので、後々はがれてくることもありません。
段差緩和材(ステンレス板)
ゴムの代わりにステンレスの板でスロープを作るケースもあります。
板の幅は状況に応じて50mm、70mm、100mmと3種類用意しています。
理屈はゴムの緩和材と同じで、緩やかな坂になるようステンレス板を斜めに取付します。
これを選択するのはゴムでは緩和できないほど段差が大きい場合です。
このように高さで40mmとか段差がある場合はステンレス板の出番です。
いずれにせよ、現地調査の時に段差については営業マンが逐一ご説明しております。
玄関ドアリフォームをする際はこの段差についてもよく留意ください。
KENJI
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