2017年3月17日
「日常」
先日、知人の入院見舞いに行ってまいりました。
その方は、70代半ばなのですが、普段は大変お元気な人で、病気に縁のない人間でした。
このたびの入院は、腰の狭窄症だそうですが、伺ったときは大変お元気そうで、もうすぐ退院とのことでした。
その方がしみじみとおっしゃるには、「平凡で健康な日常のありがたさを今回痛感した」と。
私にもその思いはよ~く理解できます。
人は誰でも当たり前だと思っていたことを失ったときにそのことに気付くのでしょうね。
ごくごく普段の状態の時に、そのことを自覚していることで、何事にでも感謝の心が芽生えるのでしょう。
「足るを知る」ことこそが心満たされて生きる秘訣のような気がします。